ピックアップサービス

サービスの名前として適当な言葉が浮かばないので,とりあえず「ピックアップサービス」としてみた。

アメリカでは,「Curbside Pick-up」と呼ばれるサービスが拡大している。PLA”Public Libraries Respond to COVID-19″の調査でも,22%が実施していると回答している。

“curbside”は「縁石」という意味で,「縁石でのピックアップ」ということになる。これではよく分からないが,以下の動画を見るとよく分かる。

つまり,①利用者が資料を図書館に依頼,②図書館が資料を用意し利用者に連絡,③利用者が来館し図書館に到着の連絡,⑤図書館が資料を車まで運ぶ,⑥利用者が受け取る,という流れで資料を貸し出すわけである。

このサービスはCOVID-19以前から実施されていた。以前は図書館員が直接利用者に手渡していたが,ビデオでもあるように社会的距離を保って渡すようになっているようである。

日本でも予約資料の受渡しは継続しているところがある。こうしたサービスも参考にできるだろうか。