COVID-19と図書館

2020年4月7日,いわゆる「新型コロナ特措法」にもとづき,「緊急事態宣言」が出され,それを受けて東京都から「新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等」(PDF)が示された。そこでは6つの業態や施設について「基本的に営業の休止を要請する」ことが要請されており,その中に図書館が含まれていた)。  

実際,「カーリルのブログ」によると,4月9日時点で緊急事態宣言の対象となった千葉県,東京都,大阪府,福岡県では休館の割合が100%となっている(調査データ)。 

こうした状況は世界共通で,国際図書館連盟(IFLA)によると,75の国と地域で公共図書館が閉鎖されている。こうしたことについて,世界の状況も交えながら,しばらく考えていきたい。